認定資格/救急認定薬剤師

認定資格/救急認定薬剤師

救急領域に薬剤師?

救急医療領域に薬剤師が働いていることをご存知でしょうか?

ドラマや映画の救急現場で薬剤師が出てくることはほとんどありませんが、実際には薬剤師も・・・。

ただ病院薬剤師が主人公の漫画のアンサング・シンデレラでは、初めて救急現場の薬剤師もフューチャーされているので、ぜひみなさん読んでください。

救急医療の現場ではいろいろな薬が使われますし、厳重に管理が必要な薬も多くあります。

なかには大量服薬した中毒患者さんもいて、すぐに何をどれだけ飲んだか把握しなくてはいけない状況もあります。

あまり想像しにくいかもしれませんが、薬剤師が救急現場で必要とされることは珍しくはありません。

救急の現場で薬剤師が働くためには、救急医療における薬物療法に関する高度な知識、技術そして倫理観が必要です。

そういったものを兼ね備えていると日本臨床救急医学会に認定された薬剤師が救急認定薬剤師となります。

救急認定薬剤師

救急認定薬剤師は最適な医療を提供して、国民の健康に貢献することが求められていて、そのために救急外来や集中治療室(ICU)などの急性期医療の現場で働いています。

現在、ほとんどの救急認定薬剤師は大きな病院の救急医療現場の最前線で働いていると思います。

私は救急認定薬剤師として長年、ICUで働いてきましたが、今では救急医療とはかけ離れた町の薬局で働いています。

救急現場で働いていない救急認定薬剤師は必要ないのでしょうか?

決して、そんなことはないと思います。

薬局にお薬をもらいにくる患者さんの中には、ICUや救急外来に入ったことのある方や、大きな手術を予定していて術後にICUに入るような患者さんもいるはずです。

さらには薬局に訪問される患者さんのなかには、ご家族がICUに入院していて不安を抱えている場合もあるかもしれません。

救急認定薬剤師は急性期医療の治療について理解しているので、そういった患者の不安や悩みについて寄り添うことができます。

薬局は地域住民の健康増進ために、医療に関する相談窓口やコミュニケーションの場としても存在しています。

薬局薬剤師は一般的な医療や医薬品に詳しいだけではなくだけ、漢方薬、がん治療、ドーピング、美容などそれぞれの分野に特化した知識と経験を持つ方もいます。

みなさんが必要とする知識やアドバイスを提供してくれる薬剤師、薬局を見つけれると豊かな日常の手助けになると思います。

私は救急認定薬剤師以外にスキンケアカウンセラー日本医療薬学会専門薬剤師の資格DMAT(災害医療派遣チーム)隊員の資格を持っています。

調剤業務以外にもさまざまな分野の情報提供やアドバイスできる薬剤師、そしてみなさんから信頼される薬剤師を目指しています。

救急認定薬剤師の資格があるので、救急外来やICUの治療に関して自信を持ってアドバイスできます。

町の薬局で救急医療や災害医療に詳しい薬剤師は少ないですし、スキンケアなどの美容の知識もある個性的な薬剤師だと思っています。

みなさんに必要とされる薬剤師になれることを目標に薬局勤務、ブログともに精進していきます。

ICUので働く薬剤師の仕事内容をこちらの記事で紹介しています。ぜひご覧ください。

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